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2016年08月23日

すべてのよろこびは、永遠を欲する

しばらくオリンピック熱の中にあったが、
閉会式を終えると急に夢から覚めたように、それまでの生活が蘇ってきた。
と言って、はたして、これまでどのような生活だったのだろうか?と自問し、
なお、何か醒めやらぬ心地の中に居るようでもある。

ドイツの哲学者ニーチェの著した『ツァラトゥストラかく語りき』の中に、
「永遠回帰」という言葉が出てくる。
この言葉を表わす的確な表現に「すべてのよろこびは、永遠を欲する」とある。
人間は喜びに出会うと、それが永続することを願う。
オリンピックが喜ばしいものであったとすると、
それがいつまでも続いて欲しいと願ったりする。
ところが、反対に苦しみに出会うと、それが止むことを願う。
人はそれでも、多くのものに対して永続することを願う。
中でも永続を望むのは、自分の人生、生活、恋。
それらは、希望したからと言ってただ単に永続するものではない。
永続するには、自身を超越していくことによって可能となると説く。

そこで、この『ツァラトゥストラ〜』に、しばしば出てくる言葉。
「これが人生というものであったか?」わたしは死に向かって言おう。
「よし!それならもう一度!」
人間は、ふと、悟る時がある。痛い目にあって悟る人。
岐路に立って、自分自身の状況を見つめ、
そうか、そんなものだったのか、それないらもう一度!ということらしい。

人は何か大きいものを経験して、人生というものを悟っていくもの。
このたびのオリンピックで大願が成就した人。
念願が果たせなかった人。
ただ単に、横になってテレビでオリンピック競技を見ていた人。
そんなものと、何の関係もなかった人。

どんな人にも、ふと過(よぎ)るもの。
「これがー人生というものであったか?」「よし!それならもう一度!」

人の生き方とはそんなものらしい...


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<了>   


Posted by 辛い at 13:13懐かしい